クライアント作成と GEO 分析シナリオの手引き すべてのプラン

クライアント作成と GEO 分析シナリオ — 登録から詳細な設定まで

AIによる作成から、独自の分析シナリオの生成、モデルの設定、MCP連携まで — クライアントを登録し、最初のGEO監査を実行するために必要なことをすべて解説します。

8分 クライアント作成 すべてのプラン

目次

  1. 全体像 — クライアント作成の2つの方法
  2. AIによる作成(推奨)
  3. 手動での作成
  4. GEO分析シナリオの自動生成
  5. 基本シナリオを使う
  6. シナリオを手動で作成する
  7. AIモデルの設定
  8. MCP経由でクライアントを作成する
  9. インポートと一括操作
  10. よくある質問

全体像 — クライアント作成の2つの方法

AILabsAudit には、クライアントを作成する方法が2つあります。どちらの方法でも結果は同じです。GEO に最適化された分析シナリオを備え、最初の監査をすぐに実行できるクライアント情報が出来上がります。

AIによる作成

URLを貼り付けるだけで、AIがサイトを解析し、約30秒ですべてを埋めます。業種、製品、競合、都市、説明文、SNSリンクを自動で検出します。

手動での作成

フォームを1項目ずつ、約5分で入力します。細部まで完全に制御できます。サイトのURLがなくても利用できます。

比較項目 AIによる作成 推奨 手動での作成
所要時間約30秒約5分
業種の検出自動手動で選択
製品・サービス自動で抽出手動で入力
競合上位5社を自動検出手動で入力
説明文AIが生成手動で記述
SNSリンク自動検出手動で入力
クレジット消費20クレジット無料
サイトURLの要否必要不要

どちらの方法でも、クライアントを保存すると、その profile に合わせて GEO/AEO に最適化されたシナリオ一式が自動で生成されます。

管理中のすべてのクライアントと、その状態および最終監査日を示すクライアント一覧

ウェブサイトの自動検証

クライアントを登録する前に、AI Labs Audit はサイトのURLが実際に応答するかを確認します。停止しているサイトを監査するのは、クレジットを無駄に消費するだけです。そのため検証は、URLの入力を終えたその瞬間に、フォーム上で即座に行われます。

  • リアルタイムの確認。HEAD リクエストを6秒のタイムアウトで送信します。結果は入力欄の横に表示されます(緑のチェック=ok、オレンジの警告、赤のエラー)。
  • 「保存」ボタンは無効になります。サイトがエラーを返した場合、タイムアウトした場合、URLの形式が正しくない場合は保存できません。停止したドメインで誤ってクライアントを作成することはなくなります。
  • スキームの自動補完。exemple.fr と入力すると、検証の前にフォームが https://exemple.fr へ静かに補完します。
  • RESTエンドポイント。この確認は GET /api/client/check-url?url=... で公開されています。APIやMCPからクライアントを作成する場合に便利です。
  • 毎日の再確認。daily_check_client_websites のcronがサーバー時刻の4時10分に実行され、すべてのクライアントサイトを再テストします。昨日は正常でも今日は503、という変化を、監査を実行せずに把握できます。
  • 状態の確認。クライアント画面には最新の状態が表示されます(okhttp_errortimeoutunreachableinvalid_url)。
  • 「サイト停止」バッジ。7日間連続で失敗すると、クライアント画面に赤いサイト停止バッジが表示されます。見落とすことはありません。
なぜ重要なのか。停止したサイトで監査を実行すると、クレジットを浪費するうえに、誤ったスコアが出ます(AIが事実を作り出したり、古い情報に頼ったりするためです)。この検証は、新規クライアントについてはフォームの時点で、既存の全ポートフォリオについては毎日、その事態を未然に防ぎます。

監査シナリオを作成する

この流れでは、4つの画面で監査の枠組みを決めます。クライアント情報を入力するのではなく、何を知りたいのかを示すと、プラットフォームがそれに合った監査シナリオを準備します。

1

「新規シナリオ」を開く

ホーム画面またはクライアント一覧から「新規シナリオ」をクリックします。入力フォームではなく、目的の選択から始まります。

2

目的を選ぶ

ご依頼に最も近い状況を選んでください:見込み客へアプローチする、ローンチや新規市場への参入を準備する、新規クライアントのプロジェクトを開始する、進捗を測定する、包括的な監査を実施する、評判や情報に関する課題を是正する。この選択がその後のすべてを決めます。

3

必要な結果を選ぶ

目的に合わせた結果の組み合わせが提案されます:可視性、競合比較、捉えられ方と評判、機会、出典と引用、情報の正確性。内容は調整できます。

4

監査対象の企業を指定する

企業名とウェブサイトを入力します。準備処理がサイトを読み取り、企業を特定し、対象市場と競合を提案します。個別に実行する操作はありません。屋号・商号が登記社名と異なる場合は入力してください。AIの回答内で検索されるのは、この名称です

5

確認して実行する

最後の画面にシナリオの要約が表示されます:監査対象の企業、対象市場、競合、結果、照会するAIモデル。必要な箇所を調整してから監査を実行してください。

手動での作成

細部まで自分で管理したい場合や、クライアントにサイトがない場合は、フォームを手動で入力できます。この方法ではクレジットを消費しません。

必須項目

  • 企業名:事業の正式名称
  • ウェブサイト:主要なURL(手動作成では任意)
  • 業種:プルダウンから選ぶか、独自の業種を入力します
  • 都市:ローカルGEOの精度を高めるための、事業の所在地

入力を推奨する項目

  • 製品・サービス:主な提供内容をカンマ区切りで。シナリオ内では {produit} として使われます
  • 競合:各社の名称とURLを追加します。{concurrent_1} から {concurrent_5} として使われます
  • 説明文:その企業と、独自性がどこにあるかを簡潔にまとめた一段落
  • 差別化要因:競合と何が違うのか(E-E-A-T のシグナルに使われます)

手動での作成が向いている場面

  • クライアントにまだサイトがない場合
  • 社内用またはテスト用のクライアントを作る場合
  • 事業が非常に特殊な業種で、AIが誤って分類しうる場合
  • AIリサーチの20クレジットを節約したい場合
入力すべき項目をすべて表示した、クライアントの手動作成フォーム

GEO分析シナリオの自動生成

クライアントを作成すると、AILabsAudit は GEO/AEO の8つのテーマを網羅する分析シナリオ一式を、その企業に合わせて自動生成します。これらのシナリオが、監査の際にAIモデルへ送られる質問になります。

網羅する8つのGEO/AEOテーマ

可視性と認知度

ブランドは言及されているか。どの程度見えているか。

権威性と信頼

AIはブランドの信頼性をどう捉えているか。

評価と印象

ブランドについてのAIの回答は、どのような論調か。

競合との位置づけ

競合と比べて、ブランドはどう位置づけられているか。

意図との一致

利用者の問いに対して、AIはブランドを勧めているか。

顧客の検討プロセス

意思決定のどの段階でブランドが現れるか。

テーマの網羅

ブランドは主要なテーマと結び付けられているか。

技術的GEO

構造化データ、schema.org、引用への備え。

変数の仕組み

シナリオでは変数を使います。監査の際に、クライアントの情報へ自動で置き換えられます。

  • {entreprise} — 企業名
  • {produit} — 主要な製品・サービス
  • {secteur} — 業種
  • {ville} — 都市
  • {site_web} — サイトのURL
  • {concurrent_1}{concurrent_5} — 競合の名称
すべて編集できます:自動生成された各シナリオは、修正も削除もでき、独自のシナリオを追加することもできます。シナリオごとに重み(優先度)とカテゴリーを調整できます。
さらに詳しく:シナリオ生成のアルゴリズムについては、ブログ記事GEO監査のプロンプトはどう作られるかをご覧ください。
カテゴリー、重み、変数を示す、自動生成されたGEO分析シナリオの一覧 変数の仕組みと、値を置き換えたプレビューを示すシナリオ編集画面

基本の分析シナリオを使う

基本の分析シナリオは、どのクライアントにも使える再利用可能なシナリオ集です。同じシナリオをクライアントごとに作り直すのではなく、一度作って任意のクライアントに割り当てます。

基本シナリオを使う理由

  • 標準的な監査の問い:すべてのクライアントで尋ねる質問(例:「{entreprise}は何で知られていますか?」)
  • 業種別のシナリオ:特定の業種に合わせたシナリオ(例:飲食店向けの質問)
  • 自社の型としてのシナリオ:ホワイトラベルで代理店を運営している場合、自社の手法に沿ったシナリオを用意できます
  • コンプライアンス確認のシナリオ:E-E-A-T の標準的な確認項目

基本シナリオの作り方

1

シナリオのページを開く

メインナビゲーションからシナリオ管理のページへ進み、「基本シナリオ」タブをクリックします。

2

新しい基本シナリオを作成する

「新規基本シナリオ」をクリックします。変数を使ってシナリオを記述し、カテゴリー、重み、タグを設定します。

3

クライアントに割り当てる

クライアントのシナリオ設定画面で、基本シナリオを有効または無効にします。基本シナリオはクライアントごとに個別に切り替えられます。

ヒント:基本シナリオとクライアント固有のシナリオは併用できます。1つのクライアントで、共有される基本シナリオと、そのクライアントだけの独自シナリオを組み合わせられます。監査ではどちらも対象になります。
すべてのクライアントで使える再利用可能なシナリオを並べた、基本シナリオのライブラリ クライアントごとの有効・無効を切り替えるトグルを示す、基本シナリオの設定画面

分析シナリオを手動で作成する

自動生成された一式では足りない、特定の目的のために分析シナリオをゼロから作成できます。変数の仕組みを使えば、シナリオを動的かつ再利用可能な形に保てます。

使用できる変数

変数説明値の例
{entreprise}企業名ブーランジェリー・ポール
{produit}主要な製品・サービス職人のパン、ヴィエノワズリー
{secteur}業種ベーカリー・洋菓子
{ville}都市リヨン
{site_web}サイトのURLpaul.fr
{concurrent_1}{concurrent_5}競合の名称Eric Kayser、Maison Landemaine

効果的な分析シナリオの書き方

  • 具体的に書く:「{entreprise}について教えてください」より、「{ville}で{produit}を買うのに最も良い店はどこですか?」のほうが有効です
  • 競合の文脈を入れる:「{ville}の{produit}について、{entreprise}と{concurrent_1}を比較してください」
  • プレビューで試す:保存する前に、クライアントの情報を当てはめたシナリオがどう見えるかを確認できます
AIによる提案:「生成」ボタンを使うと、指定したカテゴリーとキーワードをもとに、AIがシナリオを提案します。保存の前に内容を確認し、調整してください。

カテゴリーと重み

各シナリオにはカテゴリー(可視性、権威性、評価など)と重み(1〜10)があります。重みは監査における優先度を決めます。重みの大きいシナリオほど、総合スコアへの寄与が大きくなります。

変数の仕組み、カテゴリーの選択、重みを示す、シナリオの手動作成フォーム

AIモデルの設定

このクライアントで問い合わせるAIモデルを選択します。モデルの設定はクライアントごとです。クライアントによって異なる組み合わせを使えます。

ネイティブモードとウェブ検索モード

各モデルは、2つのモードで問い合わせできます。

  • ネイティブモード:モデルの学習データだけに問い合わせます。結果は、学習の締め切り時点でモデルが「知っている」ことを反映します。ブランドがAIの知識にどれだけ定着しているかを測るのに適しています。
  • ウェブ検索モード:接尾辞 :online を付け、リアルタイムのウェブ検索結果を有効にします。現在の可視性と、AIを用いた検索でブランドがどう現れるかを測るのに適しています。

推奨するモデルの選び方

GEO監査を網羅的に行うには、主要な提供元からそれぞれ少なくとも1モデルを選ぶことをお勧めします。

ChatGPT

OpenAI の主力モデル。一般利用者に最も使われています。

Claude

Anthropic のモデル。丁寧で詳しい回答で知られています。

Gemini

Google のモデル。Google 検索のエコシステムと統合されています。

Perplexity

検索に特化したAI。常に出典と引用を示します。

上級者向けのヒント:同じモデルでネイティブモードとウェブ検索モードの両方を使うと、学習データ上の可視性と、リアルタイムのウェブ上での可視性の違いが比較できます。定着したブランド認知と、現在のオンライン上の存在感とのずれが見えてきます。
利用できるモデルとモードの選択を示す、AIモデルの設定ページ 提供元ごとにネイティブモードとウェブ検索モードを切り替えられる、モデル選択のグリッド

MCP経由でクライアントを作成する

MCP(Model Context Protocol)サーバーを使うと、Claude Desktop、Cursor、Windsurf といったAI搭載のIDEやアシスタントから、直接クライアントを作成できます。

仕組み

1

MCPクライアントを接続する

MCP対応のアプリケーション(Claude Desktop、Cursor、Windsurf)を設定し、APIキーを使って AILabsAudit の MCP サーバーへ接続します。

2

create_client ツールを使う

AIにこう伝えるだけです。「paul.fr のブーランジェリー・ポールのクライアントを作成して」。MCPツールは企業名、サイト、業種を受け取ります。

3

自動で処理される

AIリサーチが自動的に実行され、GEO 分析シナリオが生成されます。ウェブ画面から操作した場合とまったく同じです。

MCPでのやり取りの例:
利用者:「ブーランジェリー・ポールのクライアントを作成してください。サイトは paul.fr、業種はベーカリー・洋菓子、所在地はリール」
AI:「完了しました。クライアント『ブーランジェリー・ポール』を作成しました。AIリサーチで競合5社と製品12件を抽出し、GEOシナリオを24件生成しました。監査を実行できます。」
MCPの詳しい手引き:設定手順の詳細と、利用できるすべてのMCPツールについては、MCP連携の手引きをご覧ください。
Claude Desktop からのクライアント作成を示す、MCP連携の全体像

インポートと一括操作

CSVからクライアントを取り込む

多数のクライアントを管理している場合は、CSVファイルから一括で取り込めます。対応する列は次のとおりです:company_namewebsitesectorcityproductsdescription

クライアントの分析シナリオ一式を複製する

似た業種で新しいクライアントを作成するときは、既存クライアントのシナリオ設定を複製できます。独自シナリオとその重みがすべてコピーされるため、同じ設定を作り直す必要がありません。

クライアントデータの書き出し(GDPR)

GDPR への対応として、クライアントに関するすべてのデータを書き出せます。プロフィール情報、監査の履歴、シナリオ、スコア、レポートが対象です。書き出しは、クライアントの詳細ページから JSON 形式で行えます。

GDPR への対応:クライアントデータの書き出しには、個人データ、監査結果、生成されたレポートがすべて含まれます。クライアントの設定ページから、データの完全な削除を求めることもできます。

よくある質問

AIによるクライアント作成には何クレジットかかりますか?
AIリサーチはクライアント1件につき20クレジットです。一度きりの費用で、作成後のクライアント情報の変更は無料です。手動でのクライアント作成にクレジットはかかりません。GEO分析シナリオの自動生成はクライアント作成に含まれており、追加のクレジットは不要です。
自動生成された分析シナリオは編集できますか?
はい、すべて編集できます。自動生成された各シナリオは、本文の修正、カテゴリーの変更、重みの調整、削除がすべて可能です。自動生成されたシナリオに加えて、独自のシナリオを追加することもできます。
AIが業種を正しく判定しない場合はどうしますか?
AIによる判定はほとんどの企業で正確ですが、非常にニッチな業種や珍しい業種では、より広いカテゴリーを提案することがあります。その場合は、AIリサーチのあとに業種の欄を手動で修正してください。修正後の業種に合わせて、シナリオが再生成されます。
同じクライアントで、基本シナリオと独自シナリオを併用できますか?
はい。基本シナリオ(共有ライブラリ)と独自シナリオ(クライアント固有)は問題なく併用できます。監査では両方が対象になります。基本シナリオはクライアントごとに個別に有効・無効を切り替えられ、ほかのクライアントには影響しません。
APIでクライアントを作成するにはどうしますか?
REST API のエンドポイント POST /api/v1/clients を、APIキーとともに使用します。JSON の本文に company_namewebsitesector を、必要に応じて cityproductscompetitors を指定してください。ai_research: true を設定すると、AIリサーチが自動的に実行されます。詳細はAPIの手引きをご覧ください。
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